スピッツが好きな俺のプロフィール ~ 1996→2021 ~

3月にスピッツがデビュー30周年目突入します。めでたいことです!!!
ということで、自分のスピッツ史をまとめてみました。
~~ここからはトンガッた俺がお送りいたします~~
スピッツの曲を初めて聞いたのは白線流しっていうドラマの主題歌の 空も飛べるはず だった。
白線流しは、高校卒業間近の3年生の群像劇で大好きなドラマで、ちょうど自分も卒業を控えてたからドハマり。
白線流しのストーリーと 空も飛べるはず が絶妙にマッチしてて、曲自体あっという間に好きになった。
今でも空も飛べるはずを聞くと18歳の俺にタイムスリップできる。
音楽って偉大だ!スピッツって偉大だ!!
当時はいい曲だなぁと思ってたくらいで、そっから思いっきり惚れこんでしまったのは大学に進学してからだったなぁ。
軽音楽サークルで初めてコピーしたのはスパイダー
大学に進学して、軽音サークルに入ったんだ。大学デビューっていうのかな?w
大学合格を約束して、17か18の時に買ってもらったエレアコをちゃんと使ってあげないとって思って探したんよ、軽音楽サークルを。
未経験者歓迎、J-pop(今だと邦ロック?)をメインでやるっていうところに入って、そこで初めてコピーしたのが「スパイダー」。
軽音楽サークルで新入生歓迎ライブっていうのがあって、新入生でバンド組んでお披露目するんですけどその披露する2曲のうち1曲がスパイダーだったわけ。
ボーカルの山田ってのが、俺以上にスピッツ好きで、スピッツで盛り上がってスパイダーになったっていう思い返せばなんてチャレンジングな選曲。笑
今でもしびれるカッティングに「ほんとに俺、弾けるようになるの?」なんて、変な汗かきながら一生懸命練習したよね。
でもさ、初心者だし、程度はたかが知れてるんだけどさ、ちょっとずつ曲っぽくなっていくのがうれしかった。
しかも!グループで何か一つの事をやるっていうことをやってこなかったので、メンバーでスタジオリハに入ったときとかめっちゃくちゃ楽しかった!!!
新歓ライブ当日の出来は興奮しすぎで覚えてないけど、先輩たちが盛り上げてくれて、多幸感にあふれる時間だったのは、胸の奥に光として灯ってる。
俺がスピッツを好きになったのは、曲の力もあるけど、
放浪カモメな俺のところにテクテクとやってきたこういった幸せな時間のおかげだと思う。
聴くほどに遥か先のスピッツ
大学進学は田舎から上京するための手段でしかなかったけど、この軽音楽サークルの居心地が良すぎた。
新歓ライブの後、スピッツのことをいろいろ知って(教えてもらって)、スピッツ好きが加速したんだよね。
そんで、スピッツのアルバムを聴けば聴くほど、「このアルペジオかっこいい!!」とか「歌詞が刺さる!!」そういう発見ばかりで。
新歓ライブ以降もサークルでスピッツのコピバン組んでやったんだ。
場当たり的な練習ばっかりだったから、自分の中にギタースキルっていうのは全然積みあがらなかったけど、それでもスピッツに夢中だった。
弾けない悔しさと曲のカッコよさに何回も涙がキラリ☆したこともあったなぁ。
ちなみに、当時リリースされたばかりのフェイクファーを聴きながらしょっちゅう泣いてた。
楓が刺さった刺さった!笑
自業自得とはいえ、えぐられまくったよ。今では青くさい思い出だ。
ほんと泣き虫なオレは、サークルの友達にも迷惑かけちゃったけど、みんな良く見捨てないでいてくれたよ。
この場を借りて、謝謝。
初めて参戦したSPITZ JAMBOREE TOUR ’98 “fake fur”
そんなこんなで後輩君にもスピッツ好きがいて、一緒にSPITZ JAMBOREE TOUR ’98 “fake fur”に行ったんだよね。
神奈川県民ホール公演!!
大型モニターもない当時、豆粒くらいな4人を後輩君とオペラグラス1つを貸し借りしながら
「俺たち、今、あのスピッツと同じ場所にいるんだ!!!」
なんて興奮してた!笑
今、セットリストを見返したりすると、こんなにやってくれてたんだって思うけどあっという間だった気がする。
→ SPITZ JAMBOREE TOUR ’98 “fake fur”神奈川公演のセトリはこちら
とにかくスピッツを聴きまくってた時期だった。
他の音楽に触れてもヘビロテしてしまうんだスピッツを
サークルの同級生にも先輩にも後輩にも恵まれた俺だったけど
大学卒業後は放浪カモメしながら夢追い虫で、暇さえあれば映画観て、J-pop聴いて…っていうそんな日々を過ごしてた。
東京にさえ出れば何とかなる!みたいなバカな考えで上京したけどそれなりに、必要なことは勉強してた。
青春パンクロックとかスカパンク、スカ、ビートロック、いろんなバンド、アーティストの曲を聴いてるけど、やっぱりスピッツが新曲リリースってなったらその曲をヘビロテしてた。
こう思うと、偏った音楽歴だw。偏愛だね。
日本にはさ、いろんな曲があって、いろんなアーティストがいるけど、俺にとって、スピッツは特別なんだなって気づくまでそれほど時間はかからなかった。
学生のころに比べたら、ギターを手にする時間は減ったけど、ここ数年はスピッツのアコギでカバーしたりなんかして過ごすのが至福の休日だよ。
MIKKEツアーで2度目のスピッツと同じ空気を吸った
平成から令和になって、自分のライフスタイルもちょっと安定してきてギターに触れる時間、スピッツに浸る時間が増えた。
けど、加速したのはNHKの朝ドラ「なつぞら」の影響が大きかったなぁ。
スピッツの新曲はいつもヘビロテってスタイルの俺は、毎日スピッツ聴けるじゃん!!!っていう理由で「なつぞら」を毎日見てた。
このなつぞらがまたいい朝ドラだったんよ!!!
毎回、カウボーイのようなダンディじいちゃんの草刈正雄さんとなつの子供時代を演じる粟野咲莉ちゃんが泣かせに来たわけ!!!
(広瀬すずちゃんもかわいいし好きで㋜)
その主題歌の「優しいあの子」は、マサムネさんが北海道の十勝まで行ってイメージを膨らませたっていうのを何かのインタビューで観たんだよね。
で!優しいあの子が収録されたアルバム「MIKKE」がリリースされた日には、タワレコ行って即買い!からのヘビロテ!!!
めちゃくちゃいい曲ばかりで「安斉先生、スピッツのライブに行きたいです(泣)」ってなったわけ。
それから俺はある行動に出たんだけど、我ながらまさかまさか!!!と思ったね。
スピッツにハマってから、初めてオンラインファンクラブに加入!!!!!
イエーイ!!!(*ˊᗜˋノノ*✭パチパチ
そう!!!!MIKKEツアーのファンクラブ先行受付のためにね!!
抽選は見事に第1希望の横浜アリーナ1日目!!!
会場に行って判明した席は2階席で、しかも後ろから数えるほうが早いポジション。
恵まれてたのはステージの正面だったってこと。
1998年の県民ホール公演と同じように、豆粒のような4人だったけど時代は令和!
大型モニターが4人を映してくれるじゃないかよ!!!
マサムネさんがドンっと映し出されたときに、胸にズンってきて
テツヤさんが映った瞬間、オレの両目は涙腺崩壊。
2曲目くらいからずっと泣きっぱなしで、一緒に参戦した友達をオロオロさせちゃった。汗
スピッツのライブはこれが2度目。
2度目もやっぱり「俺、今、スピッツと同じ空気吸ってる!」って震えていた。
これからも俺のすべてにスピッツ
30年以上も変わらず、大いなるステージでオレの前に現れたスピッツ。
くすぶってしまうにはまだまだ早いぞ!って無言で励まされた気がしたライブだった。
それから、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、MIKKEツアーも3月下旬から全公演延期になったけど
スピッツが止まったわけじゃないんだよね。
リモートで作ったっていう「猫ちぐら」も最高だし、一夜限りの「猫ちぐらの夕べコンサート」も染み渡ったるし。
※抽選に漏れのでオンライン上映会で観た(泣)
「紫の夜を越えて」も力強くて、でも優しくて。
なんだろ、すごいよな。スピッツって。
なんだろ、ヤバいよな。オレの語彙力…
そしてスピッツの曲を聴くと、当時の自分にタイムスリップできるのがたまらなくうれしい。
もちろん振り返ってるばかりじゃなくて、背中を押してくれる曲も多い。
オジサンって言われる年になって、限界みたいなのを感じる(勝手に作ってる?)ようになって、でもたどり着きたい場所があって。
そういうもどかしさにスピッツはちょうどいい。
まだまだ青春は終わらないし、生き残ってやろうと思う。
幸せは途切れながらも続くのです。
最後に、スピカと同じくらい好きな夢追い虫から
ユメで見たあの場所に立つ日まで
僕らは少しずつ進む あくまでも
ユメで見たあの場所に立つ日まで
削れて減りながら進む あくまでも あくまでも
引用:スピッツ「夢追い虫」の歌詞より